伊藤雅之vs三代大訓

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元WBO世界スーパーフェザー級チャンピオン伊藤雅雪(29歳=横浜光)対東洋太平洋スーパーフェザー級チャンピオン三代大訓(みしろ・ひろのり、26歳=ワタナベ)。ともに1階級上げての注目の“ライト級決戦”が明日26日、東京・墨田区総合体育館で行われる。計量をパスした両者が25日、オンラインで意気込みを語った。

スーパーフェザー級から+2.3kg。この幅が、両者の心身に“ゆとり”を与えているようだ。

「スーパーフェザー級のときは、(調整の)最終段階で動けなかった。けれど今回はギリギリまでスパーリングすることができた」(伊藤)

「コンディションは最高です。何も心配事がないです」(三代)

 血色の良さだけでなく、スッキリとさわやかに語り、明日、決戦を迎えるとは思えない笑顔を振りまく。

 1度は11月上旬に設定された対戦だが、伊藤が急性虫垂炎を患い延期。

「この期間で、コロナ自粛期間になまり気味だった体が元に戻った」と伊藤。ホルヘ・リナレス、中谷正義(ともに帝拳)、ジムメートの坂井祥紀らとのスパーリングを重ねた。「ボディを打たない、左だけとか“条件スパー”の時期もつくって、これまで気づかなかったことに気づくことができた」。左の当て方や、打った後の体勢に新たに発見があったという。

 対する三代は、同僚の宇津木秀、富岡樹(REBOOT.IBA)らとのスパーをこなした。「これまではスパーの勝敗を気にしていたけれど、今回は相手が“イトウマサユキ”なので、“イトウマサユキ”を常に基準にして、これではダメだと」設定を上げていたのだという。

 三代にとって、アマチュア時代から国内トップを走っていた伊藤は、いわば憧れの存在。だが、「今日、計量で向かい合ったら、(伊藤を)オリジナルと感じなかった。無理にメンタルをつくる必要はないな、越えれる、届くなって感じました」

https://permits.cityofvacaville.com/eTRAKiT3/jptv/Mis-v-Ito-5.html

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